Get to know the basics of maintenance at the beginning
ロードバイクに乗り続けていると、購入時に比べてスピードが出しづらい、異音がする、走りづらいなどといった異変に気づくようになる。
異変に気づいた時にはロードバイクのフレームやその裏側、チェーンやスプロケットの隙間、リムのブレーキ面等に汚れがたまっていないか確認してみよう。晴れの日にだけロードバイクに乗っていたとしても、少しづつそれらの部分は汚れていく。これらの汚れがパーツの異変につながり、ゆくゆくはロードバイク全体の不具合を引き起こす。
車体やパーツを掃除することがメンテナンスの基本だが、掃除のタイミングというものがある。最も良いのが乗車後すぐであり、簡単にでいいから毎回ロードバイクを掃除していれば、多くのトラブルは回避できる。
ロードバイクも機械である以上、乗車するごとにパーツの汚れや磨耗が進んでいくことは避けられない。納車時が最も性能が高い状態であり、その後はだんだんと走行性能が落ちていくもの。しかし、それをそのままにしておくのではなく、自分で性能を維持していくことはできる。それがメンテナンスの本質。
ロードバイクのメンテナンスは、専門的な工具を使った大掛かりなものばかりではなく、少しの道具で実施でき、効果が高く簡単なものが多い。ちょっとした手間で性能を維持できるため、メンテナンスできる箇所はどこなのか知ろう。
メンテナンスアイテムさえあればこれから紹介するメンテナンスは初心者でも簡単だ。詳しくは「メンテナンスに必要なアイテム」を参照のこと。
普通の自転車と決定的に違う点は空気の入れ方。というのも、ロードバイクは空気の注入口であるバルブ形状が普通の自転車と異なっているからだ。しかしながら慣れてしまえば非常に簡単な作業なので最初に覚えてしまおう。
大規模に洗浄するのではなく、フレームを拭いたり、チェーンの汚れを落としたりすることは結構頻度が高い。作業自体もそんなに難しいことではない。
参考リンク これさえ抑えれば大丈夫、ロードバイクの洗車方法と注意事項
ただし、雨天時に乗った場合は、乗車後必ず水分を拭きとっておくことが大切。これをやらないとロードバイクが錆びてしまう。錆びてしまうと見た目が悪くなるだけでなく、ロードバイク本来の力を発揮できない。
ロードバイクの注油は自転車専用のオイルをチェーンなどにさすことを指す。これによりパーツの寿命を飛躍的に伸ばすことにつながる。注油前にチェーンの洗浄が必須なのでチェーン洗浄方法も知っておこう。
ある程度走行するとギヤやチェーンに砂が混じったり、フレームに泥や水が付着する。そのままにしておくと異常の要因になるためロードバイク全体を洗浄する。こうすることでサビを防ぎロードバイクが異常な状態を確認することもできる。
タイヤを交換するときはもちろん、パンクでチューブの交換を行うことも大いにあり得る。パンク修理ができるようになれば一人前のロードバイク乗りといっていい。通常のパンク修理の他に、タイヤの取り外し方、チューブの交換の仕方を覚えておけばロングライド中のパンクも怖くない。
もちろん、結構な手間なのでパンクしたら自転車店にもちろんでも何の問題もない。ロードバイクのタイヤだから修理できないということはないからだ。特に、雨が降っているときや寒い時など、その時の天気次第だ。
ロードバイクには使っている内に劣化してきたり減ってきたりするパーツがある。タイヤ、ブレーキシュー、ワイヤー、チェーンが消耗品の代表だ。ほとんどが購入から1年後ぐらいを目安に交換を行おう。 具体的にどのアイテムを購入すればいいかは 「定期的に交換が必要なパーツ」を参照のこと。
パーツ | 交換の目安 |
---|---|
ブレーキパッド | 溝がなくなりかけたら交換 |
ワイヤー | 3000~5000km |
チェーン | 3000~5000km |
バーテープ | 見た目で汚れたら交換 |
リムテープ | タイヤ交換時期 |
タイヤ | 3000~5000km |
ロードバイクのメンテナンスは難しいものから簡単なものまで幅広いが、毎日行う空気入れや拭くことなどは簡単だ。定期的にメンテナンスをして快適に走ろう。
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