Is it can run any way
近年確実に市民権を得てきたロードバイクというスポーツには、幸いにも先人達の功績によって様々なフィールドが用意されている。私たちは、サイクルスポーツがさらに世に認められるよう、マナーを守りながら状況に応じてそれぞれのフィールドを選択する必要がある。
ロードバイクは文字通り、基本的に舗装された道路を走るための作りになっているため、日本でもやはり国道など、いわゆる一般道を走行するパターンが最も一般的だ。また、大型の公園やスポーツ施設には、自転車用のサイクリングコースが付設されているところもある。場合によっては競技大会が行なわれているようなところもあるので、近くの施設をチェックしておくと良いだろう。
しかし、一般道では歩行者や他の車両、サイクリングコースでも他施設の利用者を配慮した走行が必要となることを覚えておこう。特に、日本の交通事情において、ロードバイクは非常に肩身の狭い立場に立たされている。ロードバイクの立場をこれ以上悪くしないように気を付けなければならない。
ロードバイク最大の目標は、なんと言ってもロードレースの競技大会。交通整理された一般道や、サーキットを借り切って行なわれるレースは、日頃のトレーニングの成果を心おきなく発揮できる、ロードバイクのメインステージと言えるだろう。
現在、残念ながら日本の交通において、自転中は冷遇されていると言われている。自転車は軽車両に属するため、道交法上は中道を走行することになっているが、実際の交通事情に鑑みると、自転車の立ち位置は非常に暖味で、危険性を伴う走行を余儀なくされている。
そのため日本では、自転車関連法人や個人による、自転車の地位向上のための連動も行なわれている。そういった動きを助けるためにも、公共の場を走るときは、他人に対する充分な配慮と、マナーの厳守を常に念頭において行動することが大切。
2015年6月より道路交通法が改定され、自転車取り締まりが厳しくなった。スマホしながらや、傘差しながらの運転は問題外だが、この警視庁が発行しているリーフレットで正しいルールを知って安全に走行しよう。
サイクリングコースは、基本的に娯楽サイクリングを目的として作られているため、スピードを重視するようなロードバイクには向いていない。
使用する際には、歩行者や遊戯中の人とトラブルを起こしてロードバイクの地位を貶めることのないように、注意しながら走行することが重要となる。そうしないと結果的に、他のロードバイクライダーにも迷惑をかけてしまうことになる。
様々なライディングルートが紹介されている。初心者・中級者・上級者とクラスが書かれているので自分にあったコースを選ぶことができる。
スポーツ施設のサイクリングコースにおいても同様のことが言える。複合施設である場合が多く、他のスポーツ施設の利用者がいるため、充分に注意しよう。しかし、場所によってはスポーツ自転車のイベントが行なわれることもある。
全国のイベントを紹介するサイトで開催状況を調べたり、自宅近くの自転車ショップなどで情報を収集し、各主催団体に問い合わせて積極的に参加してみるのも良いかもしれない。
スポーツとしてのロードバイクを楽しむのであれば、やはりレースイベントが最高の舞台となることは間違いない。気を使いながら走る一般道とは異なり、レースでは純粋に集中して楽しむことができる。交通整備された一般道を自転車で駆け抜けたり、有名なサーキットを走行できることも醍醐味のひとつといえる。
また、イベントに参加すれば、同じ志を持つ自転車仲間も手に入れることができ、ロードバイクライフに一層豊かな彩りを与えてくれることだろう。
諸外国で開催される有名なロードレースイベント同様、日本にも様々なレースが存在し、代表的なイベントは数十年も前から続く伝統を持っている。レースのクラス分けも、初心者対応のものから、ベテラン向きの本格的なものまであるので、自分のレベルに見合ったレースを選んで参加することもできる。
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